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ボブ・コスタス 名前:Bob Costas 出生:1952年3月22日 - 職業:スポーツ解説者 出身:アメリカ 出演作品 2000年代 2006年 カーズ(ボブ・カトラス):赤坂泰彦 2010年代 2017年 カーズ クロスロード*(ボブ・カトラス):赤坂泰彦
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ハートのチョコケーキ 種別タイプ 食べ物 荷重 重量:6.0 容量:1.0 回復 MP:60 入手方法 バレンタインイベント 作成 料理LV5 チョコレート 巨麦粉 バター 卵 コメント コメント (C) BROCCOLI/GungHo Online Entertainment,Inc./HEADLOCK Inc. このページ内におけるECOから転載された全て のコンテンツの著作権につきましては、株式会社ブロッコリーとガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社および株式会社ヘッドロックに帰属します。 なお、当ページに掲載しているコンテンツの再利用(再転載・配布など)は、禁止しています。
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おまけ入りチョコ祭 AP5 おまけ入りチョコ祭 推奨Lv.90+ 絆P 915 EXP 38,190 QP 9,400 報酬 伝承結晶 x1 Ev1 全1回 各クラス 1 1/1 チョコストーン?ALv70(狂)◆HP2,140予想通りの中身Lv90(狂)◇147,394 チョコストーン?BLv70(狂)◆HP2,140ハンターLv90(騎)◇100,569 チョコストーン?CLv70(狂)◆HP2,140チョ皇帝Lv90(剣)◇103,968 チョコストーン?DLv70(狂)◆HP2,140錬チョコ術師Lv90(術)◇105,822 チョコストーン?ELv70(狂)◆HP2,140浮気禁止令Lv90(殺)◇108,981 チョコストーン?FLv70(狂)◆◆HP2,140カカオの使者Lv90(槍)◆◇177,990Lv90(槍)◇◇154,258 チョコストーン?GLv70(狂)◆HP2,140ヴィランの帰還Lv90(狂)◇146,344 エネミー《 XXX 》 スキル スキル 効果1(3T) スキル 効果2(3T) ドロップ 各種モニュメント チョコやイベント交換アイテムはドロップしない
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エコノミスト臨時増刊 10月11日号 「よくわかる日本&世界の財政赤字」 関連ページ エコノミスト臨時増刊 10月11日号 「よくわかる日本&世界の財政赤字」 「日本の母は息子の性処理係」毎日新聞が捏造記事182 http //toki.2ch.net/test/read.cgi/ms/1285679471/68 表紙裏:東京電力 “全面カラー” 3p:日本製紙株式会社 “全面カラー” 6p:三井物産 “全面カラー” 11p:株式会社東京機械製作所 www.tks-net.co.jp/ 17p:キユーピー 35p:出光 “全面カラー” 36p:関電工 “全面カラー” 106p:エコノミストマネー “全面” 130p:エコノミスト “全面” 背表紙裏:サッポロビール株式会社 “全面カラー” 背表紙表:電気化学工業株式会社 www.denka.co.jp/ “全面カラー” 全130ページです。 株式会社 東京機械製作所 東京都港区芝五丁目26番24号 http //www.tks-net.co.jp/ 電気化学工業株式会社 東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号 http //www.denka.co.jp/ 関連ページ 2010年7月- 12月 毎日新聞に広告を出していた企業
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関連エリア チョコレート神殿 HP 参加人数 討伐時間 51000 15人 6時間 基本所持物 ナヴィ金貨を所持 報酬データ 1位報酬ナヴィ金貨×5or3 ??? 以下報酬ナヴィ金貨×2or1 ??? ??? 貢ぎ物実測データ 2位/参加2人/貢献pt:11085(32416pt中)/ナビィ金貨×2 ?位/参加?人/与ダメ:???/(貢物名)
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チョコバナナアイスバン 概要 初登場:『マリオカートツアー』 チョコバナナアイスが人気な アイスクリーム屋さんの移動販売車のマシン。 歴代登場作品 マリオカートツアー 2022年8月「アイス」ツアーから登場。ウルトラレア。 ロケットスタートのポイントが増加する。 入手条件 『マリオカート ツアー』 「今日のピックアップ」にランダムで出現する。 登場ツアーはこちら→https //docs.google.com/spreadsheets/d/1l7agHSazxheQrfVyu4-umdVwSyM9-UBa8aWCg92W3EU/edit?usp=sharing 小ネタ マシンの店内もよく作り込まれている。 バックランプもアイスクリームになっている。 関連マシン アイスクリームバン
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こっそり種牡馬:エアーインザチョコ imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 名前 コメント
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「チョコレート・ダウン」1 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 絆というモノは一本の太い縄ではなく、自分と相手の心にあるたくさんの小さな歯車が組み合わさって出来ているんだろう。ノートを開いて勉強しているつもりが、いつのまにかそんな事を延々と考えてしまっていて、チカラの抜けた溜め息を机の上にこぼした。 時計を見る。午後11時まであと少し。 桃園ラブがあきらめてノートを閉じ、また溜め息をついた。 「もうすぐ今日が終わっちゃうよ・・・」 彼女の中学生活もあとわずか。冬の寒さの向こうに、あたたかな春の日差しを思い浮かべる時節。そこに訪れるバレンタインデーという大きなイベント。 美希や祈里を含む親しい友だちや、いつも世話になっている人たちにはチョコレートを配り終えたけれど、まだ一人だけ渡せていない相手がいる。 同じ家に、すぐ隣の部屋に住んでいる家族同然の少女 ――― 東せつな。 ケンカしているわけではない。数日前に、意見が食い違って軽く諍(いさか)うような口振りになったことはあるが、その程度だ。しかも直後に「ごめんね、せつな」「ううん、私のほうこそごめんなさい」と互いに謝っている。なのに、それから何かがうまく噛み合わない。美希や祈里たちの前では普段通りなのに、二人だけになると、感情的に小さな齟齬(そご)を覚えてしまう。 無論、ラブとせつなも、どうにかしようと努力は続けていた。しかし、このぎくしゃくした感じは完全には治らない。こちらの歯車がきちんと噛み合ったと思えば、今度はこっちの歯車同士がぎこちなくなっているといったような・・・・・・。 結局、この日の二人の会話はほとんど無く、その気まずさのせいでチョコレートを渡せていない。手の平に乗る程度の小さなプレゼントボックスは、箱の色と同じ赤いリボンで可愛らしくラッピングされて、そのまま机の隅に置かれていた。 毎年たくさんの人に配るから、どうしても一人当たりの量は少なくなってしまう。けれど、いろんなチョコレート型を使ったバリエーション豊かな手作り。チョコのひとつひとつに、ちゃんと心が込められてある。 ラブがそっと赤い小箱に手をやった。箱の中にあるのはチョコレートだけではない。せつなに渡したい気持ち、伝えたい気持ち。箱に触れる手の平に、ぬくもりを感じた気がした。 ――― ううん、気のせいじゃない。 赤い小箱を手に立ち上がる。もう一方の手で頬をパシッと叩いて気合を入れ、せつなの部屋へと向かう。ドアを優しくノックしようとした手が一瞬弱気を見せたが、ラブは逃げなかった。 「せつな、まだ起きてる?」 せつなの返事を待ってから、ドアを開ける。 寝る前に軽く読書していたらしい。ベッドに腰かけていた彼女が、本を閉じてラブに微笑みを向けてきた。今日一日の事を思い出したラブが、二人の雰囲気がぎこちなくならないよう意識しつつ、なるべく自然にベッドへ腰を下ろす。せつなのすぐ隣、肩と肩がくっつきそうな距離。 「今日バレンタインデーだから・・・・・・、こんな時間になっちゃったけど」 「ありがとう。ホワイトデーには、ちゃんとお返しする」 チョコレートの入った小箱をせつなに手渡したと同時に、ラブの口から気の抜けた溜め息が洩れそうになり、あわててこらえる。相当、気が張り詰めていたらしい。 (バ、バレてないよね、今の・・・?) チラリ、とせつなの顔をうかがうと、彼女は自分のひざの上に置いた小箱を見つめながら、赤いフタの表面をいとしげに指でなぞっていた。 そのほっそりした白い指先の動き。 ラブのまなざしが吸い寄せられた。とても綺麗だと思って見入ってしまう。 ふと、ラブの視線に気付いたせつなが顔を上げた。 「どうしたの、ラブ?」 「えっ」 不意のせつなの声にたじろいだラブが、とっさに笑ってごまかそうとした。 「あ、あははっ・・・、ごめーん、ちょっとぼんやりしてただけ」 「そうなの?」 くすっ。 あたふたしているラブの内心を見透かして、せつなは口もとに笑みをこぼした。 ・・・・・・なんだかいつもどおりだ。 ラブは声をひそめて、「実はね ――― 」と切り出した。 「今日配ったチョコレートの中に、たった一つだけ、金色の招待券が入っているものがあるの」 せつなが、つい先日ラブと一緒にテレビで見た映画を思い出してうなずいた。 「ふふっ、ラブの部屋は、私が憧れたチョコレート工場だったのね」 「ドアを開けた途端、総勢100名のウエスター・ルンパが唄とダンスで愉快にお出迎え」 「やめてそれ怖いっ!」 脊椎反射で叫んだ直後、脳裏にそのイメージが飛び込んできて、ガマンできずに噴き出してしまう。たぶん今ごろ、新生ラビリンスでウエスターが盛大にくしゃみをしているだろう。 「きっとこのフタの裏に、そのチケットが張り付いているわ」 「そうかもね」 来年は本当に用意しようと、ラブは思った。ウエスター・ルンパは無理として。 ひとしきり笑ったせつなが両目を閉じて、ラブと肩同士をくっつけた。ほんの少しだけ体重を預けてみる。うまく出てこない言葉の代わりに、こうやって自分の気持ちを伝える。 ラブもまた静かにまぶたを下ろして、その柔らかな体を感じた。 せつなの体温 ――― 幸せなぬくもり。 言葉に乗せると微かにズレてしまう気持ちが、今は素直に、ゆっくりと二人の体にしみこんでゆく。バラバラの無数の歯車が、彼女たちの心の中で、ひとつひとつ優しく噛み合わさっていくような充足感。お互いが、相手をどれだけ大切に想っているかを再認識する。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 部屋に戻ってベッドに入っても、全く眠れなかった。赤い小箱をなぞるせつなの指や、彼女の身体のぬくもりを思い出しては、閉じていたまぶたを開いて小さく溜め息をついた。 (あーあ、まだ一緒にいたかったなぁ) もう一度溜め息をついて、今度はクスクスと楽しそうに笑い出す。 少しの時間だけだったけれど、チョコレートを渡したあとは、以前と変わらない気兼ねなさでせつなに接するコトが出来た。胸の曇り空が、何日かぶりにさっぱりと晴れた感じ。 (よしっ、明日はもっともっとたくさん話をして、いっぱいせつなの笑顔を見よう!) ラブが掛け布団の下でギュウウウッと強くコブシを握りしめ、寝返りを打った。 ――― その瞬間を見合わせたみたいに、ドアの開けられる音が控えめに響いた。軽くでも寝入っていたら、まず目を覚まさないだろうという程度の音に、びくっ、と大きく心臓を跳ねさせたラブは、思わず寝ているふりをしてしまう。 (きゅ・・・急すぎるよ、せつな) 走り出そうと強く一歩を踏み出した瞬間、相手にぶつかりそうになったみたいなタイミングの悪さ。心の準備がうまく出来ない。 ラブを起こさないようにと気を使っているらしく、そっと近づいてくる。いつも違う雰囲気に、少し胸がざわめく。 (フタの裏に、誰にも見えない金色の招待券を見つけたのかな?) 掛け布団が静かにめくられ、眠ったふりを続けるラブの隣に、やわらかな肢体がすべり込んできた。さっきラブが寝返りを打ったせいで、二人の体が向き合うカタチでベッドに横たわる。 「・・・・・・・・・・・・」 眠っているふりを続行。 だが、顔が熱くなるのをとめられない。触れ合うほど近くにあるせつなの身体 ――― 少女特有のやわらかな曲線をまとった綺麗な肢体を、どうしても意識してしまう。 同じ家で暮らす、家族同然の間柄だ。今までにも一緒のベッドで仲良く眠ったことはあるが、今日は何かが違った。さっき大きく跳ねた心臓が、全然おさまろうとしない。 (こんな調子だと・・・またせつなと・・・・・・どうしよう?) せつなの部屋できれいに噛み合わさったばかりの歯車が再びずれてしまうのではないか、という予感が胸を苦しくさせる。 「ラブ、だいじょうぶ?」 きゅっ・・・。 パジャマの袖が遠慮がちに掴まれた。もしラブが軽くでも腕を動かしたら、簡単に離れてしまいそうなほど弱々しいチカラ・・・・・・。だけど、まるで母親に手を握ってもらったみたいな安心感を覚える。 不安にざわめきかけていた胸が落ち着きを取り戻し ――― 途端に、二人の歯車の調子を狂わせようとしているモノの正体がはっきりと見えてしまった。気付いてしまえば、ものすごく単純な感情。おかしくて、笑いそうになってしまう。 もう眠っているふりをする必要はないだろうと思い、ラブが両目を開け、せつなに眼差しを重ねた。せつなは微かにうなずき、ラブの瞳を見つめる。 掛け布団の下で、二人の手が自然に繋がれた。 「ダンスのあとにね、汗で湿った後ろ髪をせつなの細い指がカッコよくかきあげるの。その時にうなじがチラッて見えて、それが・・・・・・すごく好き」 まずは一つ目。 好きと言える部分は、まだまだたくさんある。 「目を閉じて・・・」 せつなの耳もとでそうささやいたあと、ひとつひとつを大切に思いだしながら、彼女に告げていく。ラブにとって全部、以前は当たり前だったコトだ。でも、今は違う。全てが宝石。 例えるなら、小さい頃から兄妹のように育った幼なじみ同士が第二次性徴を迎えて、突然お互いを異性として意識し始めるように・・・・・・。ラブたちの場合は同性ではあるし、何がきっかけだったのかは詳しく分からない。自分でも知らない間に急成長してしまった、ある感情。無意識の戸惑いを生んでいたそれに対して、ようやく正面から向かい合う事が出来た。 何度も耳もとで「ここが好き」「これも好き」と告白されて、せつなは非常にくすぐったい気分だった。放っておいたら一晩中続きそうなので、嬉しさに緩む唇でラブに呼びかける。 「ねえ、一個一個丁寧に並べているけど、それって一つの言葉にまとめられるんじゃない?」 「えっ」 ラブが怯(ひる)んだように言葉をとめた。恋愛に慣れていない少女にとって、その単語はちょっと恥ずかしいし、照れくさい。モジモジとためらう表情にほんのりと朱が差してくる。そんな彼女に、至近距離からの物静かな視線で圧力をかけるせつな。どうあっても言わせるつもりらしい。 こら、恥ずかしがってないで言いなさい。 そんなせつなの心の声が聞こえてくる気がした。 こうもじっくり見られながらでは、余計に萎縮して言えなくなってしまう。 ――― だが、せつなの視線による静かな圧力は続く。真綿で首を絞められていような気分に耐え切れない。 「だ、大好き。せつなが大好き」 「フーン・・・、私を部屋に帰らせたいの? ラブは」 「わあぁっ、待って。愛してるっ、せつなを愛してますっ」 本気でベッドから出て行こうとしたせつなに、あわててラブがしがみつく。一応満足したせつながベッドに戻り、掛け布団の下で再び仲睦まじくラブと身体を寄せ合う。 「ふふっ、ほら、一つの言葉におさまったでしょ」 「もーっ!」 顔を真っ赤にしたラブが、いきなりバッと背を向けた。いじわるされた猫が拗ねているみたいでカワイイ ――― せつながクスクスと笑う。 そして、その背中を優しく抱きしめた。 「ラブを愛してる」 心からの言葉を背中越しに届ける。ラブのすらりとした肩の丸みを撫で、そこへ、コツっ・・・、とおでこを乗せる。 「お詫びなら何でもするから・・・・・・許して」 せつなの手が掛け布団を掴んで、二人の頭部がすっぽり隠れるまで引き上げた。「・・・っ!」とラブが驚く後ろから、チョコレートよりも甘い声音で尋ねる。 「おしえて。ラブは、どんなお詫びがほしいの?」 「チョコレート・ダウン」2へ
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チョコレートと甘い憂鬱 二月中旬。 毛布の中で感じる温度が、温かい。 いや、なんだか外気温が暖かい。 夢と現を行き来しながら、僕はまだまどろみの中にいた。 ガチャ。 僕の部屋の扉が開く音が聞こえた。 誰だろうか。 起こされる用事は、今日はなかったはずだが……。 パスン。 僕の毛布に何かが当たった。 痛さは感じない。 毛布越しに小さなものが当たる感触がした。 パスン。 また、当たった。 なんだろう。 疑問は覚えるけれど、まだ眠い。 まだ起きる時間じゃあない。 パスン。パスン。 今度は連続で当たった。 さすがに気になる。 すると、扉の方から声が聞こえた。 「お兄ちゃん。起きてる…?」 声の主は分かった。 そして小さなものを僕に投げつけているのも、おそらく同一人物。 「まだ寝てるの…?」 声はおそるおそる尋ねる感じだ。 状況はよく分からないが、とりあえず不貞寝を試みた。 なぜならまだ眠いからだ。 「おにいちゃーん……」 確かめるように声をかけてくる妹。 だが、すまない。 僕はまだ眠いんだ。 「……」 声は聞こえなくなった。 沈黙が部屋を包む。 妹は何の用事なんだろうか。 一体、何を投げつけていたんだ。 ……眠くて頭が回らない。 パタ。パタ。 スリッパの足音がこちらに近付いてきていた。 頼むからもう少しだけ寝かせてほしい。 パタ。パタ。 昨日も遅くまで研究所で作業していた。 まだ、眠いから……。 パタ。 「いつまで寝てるのよー!」 妹の叫び声が聞こえると同時に、がばっと毛布を剥がされた。 「……ん。なんだいスー」 「なんだいじゃないわよ! 今日は何の日だと思ってるのよ?!」 なぜか怒られている気がする。 怒られる様な事をしただろうか。 理不尽な現状に、世知辛さを感じる。 「今日は……」 「うん」 「土曜日……かな?」 「……」 まずい。 これは失敗した。 「バカァァアアアアーッ!!」 キーンと甲高い妹の声が耳をつんざく。 よく見ると妹はスーパーだかコンビニの袋を手に持っていた。 謎の物体がそこに入っていて、それを投げていたのかとまだ眠い意識をフル回転して予測した。 と、冷静に現状を把握している場合ではなかった。 「今日はバレンタインデーよ!!」 妹はガサッと袋に手を入れると、四角い小さなブロックのようなものをたくさん手にしていた。 まずい。 この後の展開が簡単に予想できる。 「ま、待て。スー……」 「問答無用!!」 逃げる暇などなかった。 妹は腕を振り上げると、その四角い物体を僕に向かって投げつけたのだ。 さっきは毛布があったから、痛みはなかったけど、それをそのまま投げつけられると…。 ポコッ! ポコッ! ポコッ! ポコッ! ポコッ! ポコッ! 少し痛い。 「いたいいたい…。痛いよスー」 「バカッ! ばかー!」 「ほらほら、落ち着いて……」 「ううー……」 いくつあるのか分からない、その四角い物体を数え切れないほど投げてから、妹は少し俯いていた。 おかげですっかり目が覚めた。 「せっかくお兄ちゃんのために買ってきたのに…」 「スー…」 どうやら妹なりの配慮らしい。 朝から襲撃されるのは困り者だけど、猪突猛進な妹のことだ。 予想できる行動かもしれない。 僕は投げつけられていた四角いブロックをひとつ掴むと、包装紙を向いた。 中身はチョコレートだ。 様々な店で売られている、有名なもの。 僕が普段、研究所でつまんだりしている、お気に入りのチョコレートのひとつだった。 妹はそれを知っていて、今日の日のためにたくさん買ってきてくれたのだろう。 口に入れてみると、いつもの味がした。 いつも味わっている、とても好きな甘い味だ。 「スー」 「なによっ」 妹はすっかりふてくされていた。 せっかく買ってきたのに、兄が寝ていてイラついた。 と言ったところだろうか。 そう考えると、少し申し訳ない。 「ごめんね。ありがとう」 「!」 驚きを隠せない表情になると、妹はかたまっていた。 とりあえず……。 散乱したチョコレートを拾い集める。 うーん。結構な数だ。 どこに飛んでいったのか分からない。 「お兄ちゃん…」 少ししおれた声になって、妹はうなだれている。 どうやら少しは反省したのかな。 なにせ、朝から実の兄をチョコレートで襲撃したんだ。 チョコレートは嬉しいけれど、多少は反省してほし…… 「このチョコレートは好きだからとかじゃないから!」 「んん…?」 「い、いつもお世話になってるから、買ってきただけ!」 「うん」 「それだけだから! じゃあね!!」 まだいくつかチョコレートが入っている袋を、袋ごと僕に投げつけると、妹はバタバタと部屋から走り去って行った。 いつもの騒がしい調子。素直じゃない言動。 だけど、これが僕の妹。 なんだかんだ、いいやつだと思う。 しかし、さすがに袋ごと投げつけられたのは、痛かった。 外に出ると暑いと感じるほどに気温が高かった。 春はもうすぐそこまで来ているのだろう。 庭の梅が春の香りを漂わせていた。 散らばったチョコレートを拾い集めるのに一苦労して、時刻はもう昼の三時になろうとしていた。 さて……。 このチョコレートたちを全部持って、研究所の伊藤さんにでも自慢しに行こうかな。 スーには、あとでお礼を言わなくちゃ。 色々な事を考えながら、ひとつ袋からチョコレートを取り出して、口に頬張る。 ああ…。ホワイトデーはどうしよう。 口の中で、甘い味が広がっていた。 僕も何か、スーが好きなものでも買ってこようかな。 日ごろの感謝も込めて……ね。 研究所に着いて、伊藤さんに物凄い数のチョコレートをもらったと自慢した。 すると、伊藤さんはスーから五円チョコをひとつだけ投げつけられたとか。 これは愛の差かな? なんつって。 ────────────────────End
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個人用に作られたものなので見づらいとかはあると思います、ええ。 【公式】:http //casual.hangame.co.jp/chocotto/index.nhn 【チョコットランド攻略情報wiki(本家)】:http //chocottowiki.colourfield.org/ imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ここに画像のURL)